症例

小児に関する症例

低位舌、ガムトレ

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1.ガムを2粒、一度に口に入れる.低年齢児は1粒から実施する(A).ガムの粒々がなくなるまで咀嚼する。

2.左右のこめかみ部にそれぞれ手を当て,まずは、右側の歯列で10回しっかりかむ、

 次に、左側にガムを移動させ、同じように 10回かむ(B).

3.左右の頬にそれぞれ手を当て、右側の歯列で10 しっかりかむ、

 次に、左側にガムを移動させ、同じように10回かむ(C)

4.頭に手を当て,右側で10回しっかりかむ、次に、左側にガムを移動させ、同じように 10回かむ(D).

5. 舌の上にガムを丸めたら(E)、ガムがFのような形になるように、上あごに押しつける、これを5 繰り返す。

6.もう一度ガムを舌で丸めて、上あごに押しつける、押しつけたまま、唾を飲み込む。

 その場所に舌を押しつけたまま,舌小帯を伸ばすように、口を大きく開ける(G).これを5回繰り返す。

7.ガムを舌で丸めて,前歯だけで 10回かむ、これを5回繰り返す



低舌位

低位舌とは何かと言うと、舌が正常な位置よりも低い位置にある状態です。
特徴としては、舌の側面に歯形がついていたり、口をぽかっと開けていたり、
口呼吸で口腔が乾きやすいなどです。

これが原因で起きるのが、
ドライマウスによって唾液が減ることで口腔内の細菌やウイルスが増えやすく
免疫低下に繋がる。
舌が本来の位置より下にあるので気道が狭くなり、いびきをかきやすく
無呼吸症候群に繋がりやすい。
低位舌により舌小帯(舌裏のスジ)が短縮しているので舌が上に上がりずらく
活舌が悪くなりやすい。など

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